2018年5月7日月曜日

Scoff - Nirvana 和訳

Scoff - Nirvana ”スコフ” ニルヴァーナ 和訳


「Scoff スコフ」は、ファーストアルバム「ブリーチ」から。

英語のWikiによると、カート・コバーンの離婚した両親へ向けている、とありました。

そうなのですね、もっと違う意味だと思っていました。
じゃあ、Wikiの通りに和訳するとします。

一般的なカートの少年時代の解釈から:
「両親が離婚し、安らぎを失ったカートは、手が付けられないほど荒れ、親戚中をたらい回しにされた。
唯一救いだったのは、大音量で楽器を鳴らしている時が、カートにとって打ち込める時間だった」


歌詞の「million ミリオン」は、直訳で「百万」ですが、日本語の「幾千もの」とか「万(よろず)」のような意味があります。

ちなみにアメリカ英語では、
"feel like a million"で、「とっても体調(気分)が良い」の意味があります。

直訳すると「百万を感じるようだ」なんですけどね。
日本語で言う「万能感」みたいなものでしょう。


それと、「Kill キル」は物騒な気もしますが、日常的な言葉です。
「そのためなら、なんだってやる」「身を投げ出しても構わない」などを表すときに、使う言葉です。
日本語で言う「死んでもいい」のような感じです。


ニルヴァーナは、口語の英語が多いから、しかもアメリカ英語だし、辞書でそのまま和訳すると、まるで意味不明になりますからご注意を。

なのに、口語というなら「alcohol アルコール」はなんで「booze 酒」じゃないんだろ、と疑問に思いました。

もしかして「酔わせるもの」「陶酔」の比喩なんだろうか、と思い、意訳に反映しました。


▼ブリーチのスコフ。
このジャケット写真は、当時カートがお付き合いしていた、トレイシーが撮影したものですね。トレイシーはプロの写真家じゃないです。このチープ感がたまりません。





Scoff 和訳


In my eyes, I'm not lazy
俺の目を見てくれ、俺は本気なんだ

In my face, it's not over
俺の顔は、諦めていない

In your room, I'm not older
お前の部屋で、俺は大人になんかなれない

In your eyes, I'm not worth it
目に映る俺は、そんなに価値が無い?


Give back my alcohol
俺の酒、返せよ

Give back my alcohol
全部忘れて、浸りたいんだ

Give back my alcohol
俺に返してくれよ

Give back my alcohol
良い気持ちで酔いたいのに

Give back my alcohol
元に戻してくれ

Give back my alcohol
俺の酒なんだ

Give back my, give back my, give back
なんでもいいから、早く返せ!


Heal a million, Heal a million
俺はまともだよ、狂ってなんかない

Heal a million, Heal a million
至って健全だ、五体満足ってやつ

Heal a million, Heal a million
俺の何がいけない?、どこも悪くない


In my eyes, I'm not lazy
目の奥で、俺はふざけてなんかいない

In my face, it's not over
俺はまだ、諦められない

In your room, I'm not older
お前の部屋で、大人しくしていられない

In your eyes, I'm not worth it
お前の目には、俺はくだらなく見えるのか


Give back my alcohol
酒、返してくれよ

Give back my alcohol
甘く酔わせるあの時間を

Give back my alcohol
俺の酒なんだよ

Give back my alcohol
俺から奪う権利があるのか

Give back my alcohol
俺の酒、返せ

Give back my alcohol
良い気持ちでいられたのに

Give back my, give back my, give back
返せ、返せ、返せ!


Heal a million, Peal a million
俺を癒すのは、震えるほどの音

Heal a million, Peal a million
気分が良い、ただの騒音じゃない

Heal a million, Peal a million
快適なんだ、この轟音が

Ah!


In my eyes, I'm not lazy
分からない?
俺の目は、真剣だって

In my face, it's not over
どうしようもない現実でも
まだ終わってない

In your room, I'm not older
お前の部屋では、俺はまともな大人になれない

In your eyes, I'm not worth it
お前には、俺がダメな奴に見えるのか


Give back my alcohol
じゃあ、酒返してくれよ

Give back my alcohol
俺の酒、返してくれ

Give back my alcohol
俺にとって、幸せな時間だったんだ

Give back my alcohol
悩みもなく、いつもあると思っていた

Give back my alcohol
俺の酒を返してくれ

Give back my alcohol
元通りにしろよ

Give back my, give back my, give back
俺に返せ、今すぐ返せ、戻してくれ!


Kill a million, kill a million
なんでもする、何でもやるから

Kill a million, kill a million
どうしたらいい、俺に何が出来る

Kill a million, kill a million
色々やったけど、俺はまだ足掻き続ける

Ah!

Wow




以上です。



おまけ


ステージの上では、結構マイペースなカートです。
気分次第で歌わなくなったり、わざと音を外したり。


ウィーンのKapu(ライブハウス名)で演奏された「スコフ」は、ギターとアンプをつなぐケーブルが抜けたか、急に音が出なくなり、演奏の途中で、歌もやめて床を探しています。

カートが戻るまで、仕方なく、ベースのクリスが歌っています。
クリスはニルヴァーナのお母さんみたいな人だと、ねこあるきは勝手に思っています。

▼シールド抜け?で、途中でクリスが歌う「スコフ」。
1989年なので、チャド・チャニングがドラムです。












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